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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

2019→2020

皆様のお支えのもと、一年を無事に終えようとしていること、感謝申し上げます。

今年は、統一地方選挙の年でした。多くのご支援をいただき、4期目をスタートすることが出来ました。議会での各種委員会活動に加え、監査委員として行政の会計事務にも深く関わらせていただいておりますことは、新たな知識や視野を広げることにもつながっており、有意義な一年となりました。

議会では、外国人住民との多文化共生政策、アイヌ新法施行を受けての施策展開、コミュニティーバスなどの新たな地域公共交通検討、消防本署や市役所本所や登別駅エレベーター設置など新たな公共施設等整備について、質問や提言を行ってまいりました。

また、私にとって大きな事柄は、登別駅前に2022年完成を目指して仮称情報発信拠点施設が建設される方針が示されたことです。これは、約6年前、経産省関連補助を活用して、登別地区商店街を中心に産学官で連携して実施した一連の事業と、駅前のマチづくり提言からつながった事業になります。なかなか、結果が見えなくても、コツコツと続けていくことの実績が、このような形で現れたことに、うれしく思います。

 来年も、皆さまの声一つ一つを大切に、創造力をもって行動してまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
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ゴミ袋代1.5倍値上げを検討

今日から、ゴミ袋代1.5倍値上げなどに関わる説明会が開催されています。来年2月の議会で可決となれば令和3年4月からの値上げとなります。
  
値上げせざるを得ない根拠は理解できますが、併せて集団資源回収BOX【リンク】を設置してサイクル率を上げることで家庭の負担を軽減するなど、新たな施策についても提案していくべきではないでしょうか。

18日18時~市民会館


19日18時~鷲別公民館でも説明会が開催されます。

令和6年に登別駅エレベーター完成へ

一般質問(市長などに事業や政策内容について指摘したり、提案する場)を終えました。

 私の今回のテーマは
「公共施設等の整備状況および取り組み方針」


登別市議会は1問1答方式といって、一般的な会議と同じようなやり取りを行います。議員の持ち時間は45分ですが、今回は全体で2時間以上かかってしまいました。行政からの答弁が約3倍の時間あったということですね。結構、細かな個別事案まで確認しましたので仕方ありませんが、さすがに最後はぐったりしてしまいました。。。。

さて主な内容ですが、、、
●新消防支署について
 令和2年10月に登別温泉支署・登別支署を中登別町に建設中の「東支署」に集約化。温泉分団施設は、令和3年に東支署隣接地に新たに建設移転。登別分団施設は、令和5年に登別地区内に新たに建設移転。移転までの間、それぞれの分団は現施設をそのまま使用することになるが、一定の改修工事を行う。

 また、登別支署に合築となっている登別公民館については、無人となるため安全な管理が難しくなる。現利用者との協議により、婦人センターへの集約が可能となれば、令和2年10月時点で廃止することが可能か検討する。

 登別温泉支署と合築となっている児童館等については、当初ふれあいセンターへの移転を検討したが、耐震化や購入費用等の課題により困難となった。新たな手法について地域住民等と協議を進めていきたいが、今のところ具体案には至っていない。

●消防団について
 消防団主催による、あり方検討委員会で、定数の適正化などについて話し合いをしていただいている。次年度の中間期頃に今後の方向性を示したい。また、鉱山町・カルルス町に「機能別消防団員」(火災等の特定の活動・特定の地域に限定した消防団員)を設置すべく検討している。

●消防通信指令の共同運営
 令和7年共用開始予定の新消防本署庁舎には、現在使用している通信指令機器を移設することが可能のため、令和11年まで使用を続ける予定。なお、その際の救急受電は、技術的に影響なく行うことが可能。

 室蘭市では、通信指令機器の更新が令和8年であり、令和5年頃から共同運営について協議したいとの考えが示されているが、具体的な協議開始時期について西胆振消防組合・室蘭市消防・登別市消防3者で決定はしていない。登別市としては、財政効果等を勘案して、協議を続けていく考えがあるので、本格的な協議開始時期は改めて相談していきたい。

●JR登別駅エレベーター建替事業について
 令和3年に実施設計(0.3億円)、令和4~6年に設置工事(5.1億円)を見込む。入湯税を増額したことによる税収は年間1.8億円程度を見込んでおり、設置工事が終了するまでには8.8億円程度の収入が見込まれていることから、そのすべてでエレベーター設置工事にかかる負担金を工面できる見込み。

 北海道行政が観光振興税の導入を検討しているが、導入するとなれば、登別市としては反対していきたい。また、それでも導入されるのであれば、観光振興税の減免措置等について要望するなど、財源の確保に努めていきたい。

 また、エレベーターの設置にかかる費用をJR北海道が負担することはできないとの意向が示されている。ただし、設置にかかる事業発注者や設置後の所有者はJR北海道となるため、設置後のメンテナンス等のランニングコストについて市が負うことはないと考えている。現こ線橋を撤去する費用負担をした場合は、1.5億円要することが見込まれているが、民間企業が所有する建築物の撤去に公金を用いることは適切ではないと考えているので、その旨をJR北海道との協議の中で伝えている。

 私自身も、現こ線橋撤去費用を市が負担することは、住民や納税者からのご理解をいただくことが出来ないと考えています。なお、これらの状況はJR北海道との協議段階であるため、不確定な要素もあります。

●のぼりべつ文化交流館カントレラの体育館
11月15日の暴風により屋根の防水シートが破損。雨漏りにより利用停止とした。カビ等が発生することも予想され、健康への影響が懸念される。シートの改修費用だけで2~3千万円かかる見込み。今後、改修を行うのかどうか、冬季閉鎖期間中に利用者との協議を行いながら、決めていきたい。

 もし、仮に利用廃止となる場合、その他の空き教室を活用して、これまでの芸術活動が引き続き行えるよう、設備の一部回収や展示用備品の導入などの代替支援策を示していくように提案しています。

●幌別児童館の再開
 火災被害により利用停止となっていたが、緊急的に幌別東小学校の教職員住宅を活用することとする。12月26日に冬休みとなるため、同日から移転利用開始とする。

 今後、直接来館できる児童館にすることを提案しています。

●市役所本庁舎建替え
 新消防本署建替えを優先するため、当初のスケジュールですすめることは困難。次年度計画していた基本設計の実施についても見送ることとする。次年度において令和10年までの「中期財政見込み」を示す際に、建設スケジュールを改めて示していきたい。
 
 ちなみに、新消防本署の供用開始は令和7年の予定ですので、少なくとも6年程度は事業凍結となります。再開した場合においても、設計や建設期間を考えると、共用開始となるのは少なくとも令和10年以降ではないかと予想されます。基本計画を今年度策定発注(予算額1863万円)していますが、結果的には時期尚早だったのではないかと、私は考えています。

●その他
 次年度より全施設のライフサイクルコストや、将来的な更新・集約化・複合化・廃止などの方針を示した「個別施設計画」が策定される予定です。これらの計画策定には、行政が方針を決定するのではなく、地域住民や、住民自治活動団体等に丁寧な情報提供を行い、住民自身が自分事として理解し、決めていくことが出来るような協議環境を整えるよう強く提案しています。

旧絵鞆小学校をめぐる住民自治

令和元年最後となる議会質問日が決まりました。私は11番目となる、令和元年12月12日14:30頃~質問をさせていただきます。

今回の質問内容は下記のとおりとなっております。火災により利用が休止となった幌別児童館や、強風被害により雨漏りが深刻なカントレラ体育館、新消防支署供用開始後の温泉・登別の消防分団詰め所、市役所本庁舎建替えの延期方針に対する見解などを確認させていただきます。また、来年度には個別施設計画と呼ばれる、各公共施設の将来方針にかかわる計画を策定していく予定であることから、これを機に公共施設の在り方について市民と論議し、合意形成を図りながら進めていくべきとの質問をさせていただきます。

市政施行50周年を迎えるにあたり、公共施設も多くは建築後50年を経過して老朽化しています。人口減少にともない、公共施設は集約化していく方向にあります。しかし、将来の在り方や、現状について、行政が数値からの判断により一方的に方針を定めていくことは、住民自治の不在であり、市民が自分事として考える機会を奪ってしまうことになります。将来の子ども達に何を残し、何を残さざるべきか、私たちが真剣に考えていけるように、市民に情報を細やかに公開説明するとともに、住民議論のステージをつくるべきと私は考えています。

その点において、お隣の室蘭市での旧絵鞆小学校を取り巻く一連の住民自治活動は、登別市においても公共施設マネジメントをどのように進めていくべきか、考えるきっかけをくれているのではないでしょうか。

●質問通告(あらかじめ質問する内容の項目を行政に知らせること)の内容
(1)公共施設整備方針における地域別方針の進捗および変化のある事案の状況と具体的な対応方針について。
(2)設備・人員配置を含む消防行政にかかる方針について。
(3)JR登別駅エレベーター設置にかかるJR北海道との協議状況と、設置にむけた事業スケジュール(財源と支出計画含む)について。
(4)市役所本庁舎建て替えに向けた当初のスケジュールを断念した経緯と、今後の説明姿勢に対する考えについて。
(5)個別施設計画の策定状況や今後策定する計画のフォーマットなどの概要と策定意義について。
(6)個別施設計画の策定過程において、住民への十分な情報提供と行うとともに、住民参画のもと協議と合意形成を図っていくことへの考えについて。

公共におけるマーケティング

市町村が共同で設置している研修所が、全国に2か所あります。私がよく利用させていただくのが滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)。千葉県の幕張地域には、市町村職員中央研修所(JAMP)があります。
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どちらも、研修費自体は宿泊施設付きで3日間数千円~と、かなりの格安となっているので、自費での参加もしやすく重宝しています。地方議員向けの研修もありますが、自治体職員向けの研修では具体的なテーマや実践的な技術研修もあります。最近では、職員向けでも議員も参加できる研修が多くなってきました。先日参加させていただいたマーケティング研修も以前は断られましたが、今年からは議員も参加できるようになりました。
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さて、マーケティングといえば、民間市場における技術理論のイメージが強いですが、実際に受講させていただくと、マーケティングの目的でもある「顧客理解」を「住民理解」に置き換えても通じるものが多くあります。研修を通じて、マーケティングによる住民理解に基づいた行動・政策立案の必要性を強く感じました。公共政策はお金だけが効果軸とはならないため、政策の何が良かったのか、悪かったのかの判断が難しいですが、マーケティング技術を用いることで施策対象を明確にし、その成果の測定法を見出すことが出来るかもしれません。

また、観光産業を大切にする登別においては、登別温泉のブランディング施策も重要になってきています。現状では「登別温泉」「湯鬼神」などの名称保護はされていません。より一層のグローバル化が進み、商業サービスも多種多様になってきていることを鑑みれば、業界団体や商工会議所等と連携して、すみやかにブランド保護に向けた取り組みを進めていく必要性を強く感じたところです。